聴覚障害×音楽 vol.5
vol.5のテーマは“可視化で楽しむスピーカー”。
普段、スピーカーからの音は補聴器を通して耳に入るけれど、
音楽そのものは感じにくい部分があります。
歌詞のどこを歌っているのかも分からず、歌っている本人の目の前にいなければ、映像の画面がなければ顔も口元も見えない。
まるでラジオ放送のように、人の顔が見えない歌の世界です。
ただ、スピーカーに触れると振動は伝わる。
重低音や高音の違いは分かるけれど、それが歌詞のどの部分かまではつかめない。
むしろ歌のない楽器の方が分かりやすい。和太鼓の響きのように。
そんな私が最近気になったのが2つのスピーカー。
ひとつはSONYの“SRS”。
低音が鳴ると深い色がドーンと光り、高音は鮮やかな光がキラキラ踊る。
部屋がまるでライブ会場に変わり、音と光がひとつになって全身を包み込むスピーカーです。
もうひとつは“磁気流体スピーカー”。
黒い液体が生き物のようにうねり、音楽が目で見えるアートに変わる。
耳だけでなく、光や動きで音を楽しむ。
それは、聴こえ方に制限があっても音楽の世界を大きく広げてくれるのです。
そして願います。
未来には、歌詞やメロディをもっと分かりやすく可視化できるスピーカーが発明されてほしい。
若いみなさん、どうか“新しい音の見えるスピーカー”を未来に届けてください。
【SONYの“SRS”】
私が持っているスピーカーは、XB43です。(画像)
一人練習やイベントに音源スピーカーをこれで使用しています。どのようなものか下記リンクを参考ください
https://youtu.be/cWjsjIHwpO0?si=v_3MScj-Dw2sJrp6
【磁気流体スピーカー】
いろんなメーカーがある中に商品がどのようなものか下記リンクを参考ください。
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