【カウント☆コラムvol.3】


前回は、指文字(手話)での数字をご紹介しました。?(→前回内容

皆さん、覚えていますか?


 今回は、その数字を使用したカウントの方法をご紹介します。と言っても、私がよく使う方法なだけで、他にもたくさんのやり方がありますので、それらも今後ご紹介していきます。


前奏から歌い始めまでが16カウントの場合・・・

A.数字の1〜8を2回繰り返す。

B.数字の1〜4を4回繰り返す。

C.1〜10を片方の手で繰り返し、もう片方の手で十の位を表しておく。

D.16全てを表出するのではなく、最後のいくつかだけカウントを出す。

他にも、数字を使わずに最後の16カウント目に合図を出す方法もありますが、今回は数字の使い方をご紹介する回なので割愛させていただきます。

A〜Cのように数字を繰り返す場合には、もう一方の手でも何回目なのかを数字で出しておくと、見ていてわかりやすいかもしれません。


これは前奏だけでなく、間奏や曲中でも使えます。手話歌の場合、歌詞の部分はカウントが必要ないという人もいれば、歌詞を口パクしながらカウントを出して欲しいという人もいます。カウントを出しつつ、歌い始めのキッカケを出して欲しいという人もいますので、カウントを決める際には相手のパフォーマーと相談しましょう。そして、カウントが決まったら、どのタイミングでキッカケを出すのか、どの部分が何カウント目なのかを歌詞カードに書くなどして伝えられると良いかもしれません。


今回は数字を使ったカウントのほんの一部をご紹介しました。

ぜひ、音楽を聴きながらカウントを出してみてください♪

手話うたユニット T-ripple

聴者とDeafのおかあさん。共生社会で生きる子育て応援キャラバンとして各イベント出動中。 ステージでの手話うたパフォーマンス以外にT-ripple(とりっぷる)と遊ぼう!手話うた、紙芝居、パペット、ワークショップ、ベビーサイン等々もやっております。

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